猫好きなのに猫アレルギーのせいで猫を飼えない。そんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、猫アレルギーの症状が発生しにくい低アレルギー性の猫の種類をご紹介します。
猫アレルギーの原因や症状、対処法などについては、以下の記事もご覧ください。
猫アレルギーを発生させにくい猫?
猫アレルギーの原因は猫の唾液や汗、フケなどに含まれるタンパク質(アレルゲン物質)が原因です。 残念ながらこのアレルゲン物質を持たない猫はいませんが、 アレルゲン物質を持つ量が少ないと考えられている猫の種類はいくつか存在します。
アレルゲン物質の生成が少ない低刺激性の品種は、
「ハイポアレルジェニックキャット:hypoallergenic cat」と呼ばれます。
なお、ハイポアレルジェニックは「低アレルギー性の」という意味です。
猫アレルギーでも飼いやすい猫の種類
猫アレルギーの人でも飼いやすいハイポアレルジェニックキャットを9種類紹介します。
猫アレルギーのアレルゲン物質が少ない理由は大きく分けて2種類あるので、 以下のようにそれぞれに分けてご紹介します。
- アレルゲン物質の生成が少ない猫の種類
- アレルゲン物質を溜めにくい猫の種類
なお、猫アレルギーの原因であるアレルゲン物質の産出量はそれぞれの猫によるので、 飼う前に必ず猫ちゃんに会って、猫アレルギーの症状がどれくらい出るかを事前に確認しましょう。
アレルゲン物質の生成が少ない猫の種類
猫アレルギーの原因となるアレルゲン物質の「Fel d 1」などの生成が少ないと言われている猫は、 以下の3種類の猫が挙げられます。
- サイベリアン
- バリニーズ
- ロシアンブルー
サイベリアン
バリニーズ
ロシアンブルー
アレルゲン物質を溜めにくい猫の種類
猫の唾液や汗は猫の毛に蓄積されます。 そのため、猫の毛が長かったり抜け毛が多かったりすると、 猫アレルギーが発症する原因となってしまいます。
猫アレルギーの症状を起こさないためには、 猫の毛にアレルゲン物質を溜めないことが重要になります。 アレルゲン物質を溜めにくいと言われる、毛が短い、あるいは、毛が抜けにくい猫は以下の4種類が挙げられます。
- オリエンタルショートヘア
- コーニッシュレックス
- デボンレックス
- スフィンクス
オリエンタルショートヘア
コーニッシュレックス
デボンレックス
スフィンクス
おわりに
お気に入りの猫の種類は見つかりましたか? 気に入った猫は実際に会ってみて、猫アレルギーの症状が出てしまうか事前に確認してみましょう。
猫アレルギーの人でも普段からアレルゲン物質を取り除くようにすれば、 普通に飼える場合もあるので、是非チャレンジしてみてください。
参考文献