ベンガルはどんな猫の種類なのかを解説します。
ベンガルに関する基本データや歴史、特徴・性格、飼い方、似ている猫の種類、値段や入手場所についてわかりやすくシンプルにまとめています。
他の猫の種類については以下の記事をご覧ください。
【猫の種類】全44種の人気で有名な猫を写真付きで一覧にまとめ!
ベンガルの基本データ
チャートでわかるベンガル
ベンガルの特徴を9つの観点で評価しチャートにしました。
しつけのしやすさ | [3.0/5.0] |
---|---|
手入れのしやすさ | [4.0/5.0] |
毛の抜けにくさ | [3.5/5.0] |
鳴き声の静かさ | [3.0/5.0] |
運動量の少なさ | [2.5/5.0] |
食事量の少なさ | [2.5/5.0] |
なつきやすさ | [4.0/5.0] |
子供適応性 | [3.0/5.0] |
他ペット適応性 | [4.0/5.0] |
表でわかるベンガル
ベンガルの基本的な情報を以下の表にまとめました。
名前 | ベンガル:Bengal |
---|---|
出身 | アメリカ |
体型 | ロング&サブスタンシャル |
体重 | ♂オス:3〜6kg ♀メス:3〜5kg |
寿命 | 10〜16年 |
毛種 | 短毛種 |
主な毛柄 | スポッテッドタビー |
主な毛色 | ブラック ホワイト ブルー チョコ シナモン |
主な目色 | ブルー アクア グリーン ヘーゼル イエロー ゴールド カッパー |
ベンガルの歴史
ベンガルの祖先は世界のジャングルに生息している小さな野生の猫です。 その野生の猫はアジアンレオパードという品種ですが、 学名が「Prionailurus bengalensis」ということから「ベンガル」という品種名になりました。
1960年代、アメリカのブリーダーが野生のアジアンレオパードと家庭の猫を交配させ、最初のベンガルが生み出されました。
ブリーダーたちにより繁殖は続けられ、1986年には猫の血統登録団体のTICAにより猫の種類として認められました。
歴史のポイント
- ベンガルの祖先はジャングルに住む野生の猫
- 祖先である野生の猫の学名から「ベンガル」という猫の種類名になった
- 1986年にはTICAにより猫の種類として認められた
ベンガルの特徴と性格
ベンガルは被毛の柄に特徴をもっていて、まるでヒョウのような斑点柄のスポッテッドタビーという被毛パターンです。 体の大きさに特徴はありませんが、筋肉質でがっしりとしています。
野生に近い祖先にもつ品種だからといって、ベンガルは凶暴ではなくとてもおだやかでフレンドリーです。
ベンガルは猫の品種の中でもかなり賢いため、しつけを十分にすれば言うことを理解してくれますが、 好奇心がとても強いためしつけ忘れて行動してしまう場合があります。
特徴と性格のポイント
- ヒョウのような柄の被毛が特徴
- とてもおだやかでフレンドリーな性格
- 好奇心がとても強い
ベンガルの飼い方
ベンガルを飼う上での注意点としては少しいたずら好きというところです。 とても賢くドアや棚の引き出しを開けていたずらする場合もあるので注意しましょう
ベンガルは運動量が多く遊びが好きな猫です。 体を動かしてストレスがたまらないようにキャットタワーなどで上下運動できるようにしてあげましょう。 飼い主がたくさん遊んであげることも重要です。
飼い方のポイント
- 賢いいたずらには気をつけよう
- 運動しやすい環境を作ってあげよう
ベンガルと似ている猫の種類
ベンガルと似ている猫の種類としてはエジプシャンマウがいます。
エジプシャンマウもベンガル同様に被毛がヒョウの様に斑点模様なのが特徴です。 エジプシャンマウはベンガルよりは体がほっそりとしていて、セミフォーリンタイプの体型となります。
ベンガルの子猫の値段や入手場所
ベンガルは日本においてはそこまで有名な猫種ではありませんが、 ペットショップ、ブリーダーのどちらからでも入手が可能です。
ペットショップでは発見できる場合が少ないので、 ベンガルが絶対に欲しい場合はブリーダーにあたってみると良いでしょう。
ベンガル特有の被毛の模様の具合や、月齢などにより変わりますが、 10〜20万円くらいがベンガルの子猫の価格相場となります。
血統や見た目の条件次第では30万円を超えるケースもあります。
お気に入りのベンガルが見つかるまで是非探してみてくださいね。
参考文献
- Bengal:TICA (英語サイト)
- Bengal:cattime.com (英語サイト)
- まるごとわかる 猫種大図鑑(書籍:Amazon)