バーマンはどんな猫の種類なのかを解説します。
バーマンに関する基本データや歴史、特徴・性格、飼い方、似ている猫の種類、値段や入手場所についてわかりやすくシンプルにまとめています。
他の猫の種類については以下の記事をご覧ください。
【猫の種類】全44種の人気で有名な猫を写真付きで一覧にまとめ!
バーマンの基本データ
チャートでわかるバーマン
バーマンの特徴を9つの観点で評価しチャートにしました。
しつけのしやすさ | [5.0/5.0] |
---|---|
手入れのしやすさ | [2.5/5.0] |
毛の抜けにくさ | [3.0/5.0] |
鳴き声の静かさ | [3.0/5.0] |
運動量の少なさ | [3.5/5.0] |
食事量の少なさ | [2.5/5.0] |
なつきやすさ | [4.5/5.0] |
子供適応性 | [4.0/5.0] |
他ペット適応性 | [4.5/5.0] |
表でわかるバーマン
バーマンの基本的な情報を以下の表にまとめました。
名前 | バーマン:Birman |
---|---|
出身 | ミャンマー |
体型 | ロング&サブスタンシャル |
体重 | ♂オス:3〜6.5kg ♀メス:3〜5kg |
寿命 | 12〜16年 |
毛種 | 長毛種 |
主な毛柄 | ポインテッド |
主な毛色 | ブラック ホワイト ブルー チョコ レッド クリーム |
主な目色 | ブルー |
バーマンの歴史
バーマンはミャンマー(ビルマ)に昔からいた猫とされています。 ミャンマーの寺院の司祭が猫に生まれ変わったという聖なる伝説もあります。
1919年にフランス人がミャンマーからフランスに持ち帰り、ブリーディングが行われました。 1960年代からはバーマンはアメリカに渡り、1967年に猫の血統登録団体であるCFAに猫の種類として登録されました。
歴史のポイント
- バーマンのルーツはミャンマー(ビルマ)
- ミャンマーからフランス、アメリカに渡り1967年に猫の種類として登録された
バーマンの特徴と性格
バーマンの被毛はポインテッドパターンで、体の末端に色がついています。 シルク質の被毛がフサフサとしているのでとてもゴージャスに見えます。
バーマンは猫の種類の中でもおっとりとしている方で、そこまでアクティブではありません。 温和で落ち着いている品種ですが、鳴いて人間とおしゃべりするのが好きです。
日本ではバーマンは猫の種類としては有名ではないですが、海外では人気が高い猫の品種です。 アメリカでは人気トップ10に入る猫の種類です。
特徴と性格のポイント
- ポインテッドパターンでシルク質のフサフサした被毛が特徴
- おっとりと温和な性格だがおしゃべり好き
バーマンの飼い方
バーマンの被毛は長くてフサフサとしていますが見た目に比べて抜け毛は多くありません。 そのため週に2回程度ブラッシングをしてあげれば被毛をキレイに保つことができます。
バーマンはとても賢く社交的なので、他のペットや人間の子供ともうまく付き合います。 家の中で一匹にされることを好まないので、 常に誰か(他のペットでも)一緒にいてあげられる環境だとバーマンは喜びます。
飼い方のポイント
- 長くてフサフサした被毛だが手入れは週に2回程度で十分
- 一匹であることを好まないので、誰かと一緒にいれる環境を作ってあげよう
バーマンと似ている猫種
被毛の色や毛柄のパターンはシャム(サイアミーズ)と似ています。 バーマンもシャム(サイアミーズ)もポインテッドパターンの被毛です。
シャム(サイアミーズ):性格や特徴、値段などをシンプルにまとめ!
体型が似ている猫種としてはサイベリアンが該当します。 サイベリアンの方がバーマンよりも大きい場合が多いですが、 がっしりとした体格と長くてフサフサの被毛が似ています。
バーマンの子猫の値段や入手場所
バーマンを日本で手に入れるのは難しいです。
ペットショップではほとんどお目にかかれないでしょう。
日本でも時々ブリーダーから紹介されることもありますが、 頻度としてはかなり少ないです。
アメリカではポピュラーな猫種であり、バーマンの子猫の価格は5〜15万円と、 一般的な子猫の価格です。
どうしてもバーマンが欲しい人は、手続きの手間や諸費用がかかりますが、 海外から輸入するほうが良いでしょう。
参考文献
- Birman:TICA (英語サイト)
- Birman:cattime.com (英語サイト)
- まるごとわかる 猫種大図鑑(書籍:Amazon)