スノーシューはどんな猫の種類なのかを解説します。
スノーシューに関する基本データや歴史、特徴と性格、飼い方、似ている猫の種類、値段や入手場所についてわかりやすくシンプルにまとめています。
他の猫の種類については以下の記事をご覧ください。
【猫の種類】全44種の人気で有名な猫を写真付きで一覧にまとめ!
スノーシューの基本データ
チャートでわかるスノーシュー
スノーシューの特徴を9つの観点で評価しチャートにしました。
しつけのしやすさ | [4.0/5.0] |
---|---|
手入れのしやすさ | [3.5/5.0] |
毛の抜けにくさ | [3.5/5.0] |
鳴き声の静かさ | [2.5/5.0] |
運動量の少なさ | [2.5/5.0] |
食事量の少なさ | [3.5/5.0] |
なつきやすさ | [4.5/5.0] |
子供適応性 | [4.0/5.0] |
他ペット適応性 | [4.0/5.0] |
表でわかるスノーシュー
スノーシューの基本的な情報を以下の表にまとめました。
名前 | スノーシュー:Snowshoe |
---|---|
出身 | アメリカ |
体型 | セミフォーリン |
体重 | ♂オス:3.5〜5kg ♀メス:3.5〜4.5kg |
寿命 | 14〜19年 |
毛種 | 短毛種 |
主な毛柄 | ポインテッド |
主な毛色 | ブラック ホワイト ブルー チョコ シナモン レッド クリーム |
主な目色 | ブルー |
スノーシューの歴史
スノーシューは1960年代にシャム猫とアメリカンショートヘアから生み出された猫です。 アメリカのペンシルバニア州でシャム(サイアミーズ)から生まれた足先が白い猫がスノーシューのルーツと言われています。
白い足先とポイント模様の被毛が好きなアメリカのブリーダーにより繁殖され、 白い足先のシャムと、アメリカンショートヘアが掛け合わされました。
品種の改良が進められることで、 シャム(サイアミーズ)とアメリカンショートヘアの間に位置するような見た目となっていきました。
1990年には猫の品種登録団体であるCFAにより、「スノーシュー」が猫の種類として正式に認められました。
歴史のポイント
- シャムとアメリカンショートヘアが掛け合わされ誕生した
- 1960年代にペンシルバニア州で生まれた足先の白いシャム猫がルーツと言われている
- シャムとアメリカンショートヘアのどちらの特徴も受け継いでいる
スノーシューの特徴と性格
足先が白いことがスノーシューの特徴です。 もちろん「スノーシュー」という種類名は四肢先が白いことから名付けられました。
すらりとしたセミフォーリンタイプの体つきで、 シャムとアメリカンショートヘアの間に位置するような体型をしています。 目の色はシャムの特徴を受け継いでブルー系です。
スノーシューは愛情豊かな性格で、飼い主によくなつきます。 活発で遊び好きな猫なので、飼い主とたくさん遊びます。 シャムの様に良く鳴いてコミュニケーションしますが、シャムのように鳴き声は大きくありません。
特徴と性格のポイント
- 足先が白いことが最大の特徴
- シャムとアメリカンショートヘアの中間に位置する体つきをしている
- 愛情豊かな性格で飼い主に良くなつき良く遊ぶ
スノーシューの飼い方
個体差はありますが、スノーシューはシャムの性質を受け継いで頻繁に鳴くタイプの猫です。 シャムの様に鳴き声は大きくありませんが、あまり鳴かれたくない場合は注意が必要です。
スノーシューは仲間と一緒に生活するのが好きです。 長い時間孤独になるとストレスを感じてしまうので、できるだけ誰かと一緒に居れる環境にしてあげましょう。 長時間家を空けることが多い場合はスノーシューは向いていないです。
スノーシューはとても活発で遊ぶのが好きです。 おもちゃなどを利用しながらたくさん遊んであげましょう。 運動がしやすいスペースを確保してあげると良いでしょう。
飼い方のポイント
- 頻繁に鳴く場合があるので注意しよう
- できるだけ孤独にさせないように気遣ってあげよう
- 体を動かせる環境を作ってあげよう
スノーシューと似ている猫の種類
スノーシューに似ている猫の種類は、トンキニーズが挙げられます。
スノーシューとトンキニーズは体型が似ていおり、 どちらもセミフォーリンタイプで引き締まった体つきをしています。
スノーシューもトンキニーズも祖先にシャム(サイアミーズ)がいます。
なお、スノーシューはシャムとアメリカンショートヘアから派生し、 どちらの特徴も受け継いでいますが、見た目上はあまり似ていません。
シャム(サイアミーズ):性格や特徴、値段などをシンプルにまとめ!
アメリカンショートヘア:性格や特徴、値段などをシンプルにまとめ!
スノーシューの子猫の値段や入手場所
スノーシューの子猫を日本で入手するのはかなり難しいです。
どうしてもスノーシューが欲しい場合は、海外からの輸入に頼る必要があるでしょう。
海外から輸入する場合は、手続きに手間がかかったり諸経費がかかったりするので注意してください。
スノーシューは日本では入手が難しいですが、 スノーシューの子猫を海外で入手する場合は値段は10万円〜15万円程度となるようです。
参考文献
- Snowshoe:TICA (英語サイト)
- Snowshoe:cattime.com (英語サイト)
- まるごとわかる 猫種大図鑑(書籍:Amazon)