飼っている猫ちゃんを家に留守番させようと考えている人に向けて、 猫の留守番に関して気になる点をまとめました。
安心して猫ちゃんに留守番してもらうためのチェックポイントもご紹介します。安全な環境で快適に猫ちゃんにお留守番してもらいましょう!
猫は何日間まで留守番できる?
猫が留守番できるのは2日間と考えましょう。
週末のプチ旅行などで土日の2日間を猫ちゃんに留守番してもらう程度が限度です。
留守番できる期間は環境や猫ちゃんの性格、年齢によって大きく異なります。
猫ちゃんがどれくらいの期間まで留守番できるかは、 実際に留守番をさせてみて、猫ちゃんの様子を見ながら確認しましょう♪
猫ちゃんの年齢 | 留守番できる時間 (目安) |
---|---|
4ヶ月未満 | 2〜4時間 |
4〜5ヶ月 | 5時間 |
6ヶ月 | 8時間 |
6ヶ月以上 | 24〜48時間 |
参考文献
猫は留守番で寂しがる?
一般的には猫は自立した性格の子が多いので、孤独感を感じにくく寂しがらないと言われています。
しかし実際には、孤独を感じて寂しがり、ストレスを感じてしまう猫ちゃんもいます。
一匹で家に留守番をさせられて寂しがるかどうかは猫ちゃんの性格に大きく左右されます。
飼い主が家に帰って来たときにすぐさま寄ってきて喜びを表現する猫ちゃんもいれば、
寝床で知らんぷりする猫ちゃんもいるように、どれくらい寂しがるかは個体差があります。
また、子猫の頃から飼い主と一緒にいる猫と、元々は野良猫だった猫とは大きく性格も異なります。
猫は寂しさによりストレスを感じると、いつもの生活とは異なった以下のような行動や症状を発することがあります。
猫が寂しいときの行動や症状
- 普段はほとんど鳴かないのに、ニャーニャーと大きな声で鳴く
- いつもはおとなしく良い子なのに凶暴になり、部屋にあるものを壊す
- 部屋でじっとしていることが多いのにしきりに歩き回る
- 体調が悪くなりもどしてしまう
飼っている猫ちゃんが寂しがりやかどうかは、事前に普段の生活を観察して確認しておきましょう。
家を出かける前のチェックポイント
猫ちゃんに快適にお留守番してもらうためには、出かける前にしっかり事前の準備をしてあげることが重要です。 以下に、家を外出する前の事前準備のチェックポイントをご紹介します。
安全の配慮ができている?
家の中の猫ちゃんの行動範囲内に危険が潜んでいないか確認しましょう。
猫ちゃんが安全に生活できるように、 以下の点を中心にチェックしておきましょう。
- 高いところから落下物や家具の転倒の恐れはない?
- お風呂やトイレのフタは閉まってる?(溺れるような場所はない?)
- 戸締まりは十分にできている?(迷子になったり交通事故に遭わない?)
- 誤食、誤飲して危険なものはない?
餌は用意できている?
お留守番中に猫ちゃんが食べる餌を用意してあげましょう。
衛生面を考えて、お留守番中はウェットフードではなくドライフードが無難です。
食べ過ぎを防ぐためや、キャットフードの酸化を防ぐためにも。 自動で決まった量の餌を給餌することができる自動給餌器を利用するのがおすすめです。
水は用意できている?
お留守番中に猫ちゃんが飲む水を用意してあげましょう。
猫ちゃんがお水をこぼしてしまった時のことを考えて、 一箇所だけではなく複数箇所に水入れや給水器を用意してあげましょう。
トイレは用意できている?
トイレがキレイでないと、猫ちゃんのストレスになったり、 別の場所でトイレをしてしまう原因となってしまうので、 外出の前にトイレは綺麗にしておきましょう。
トイレは一つだけでなく、複数用意できると安心です。
猫ちゃんは快適に過ごせる?
猫ちゃんが快適に過ごせるように、 室内の温度が適切か確認しましょう。
通常、人間が快適な室温であれば、 猫が生活する上では問題にはなりませんが、 寒すぎたり暑すぎたりする場合は、 猫の低体温症や熱中症に注意する必要があります。
室温の目安としては、20度前後にしておけば基本的には問題ありません。
電気代を大目に見て、エアコンなどの空調を利用して、 猫ちゃんが快適に過ごせる状態にすることも考えてみてはいかがでしょうか。
参考文献
猫ちゃんは退屈しない?
猫は動き回ったり遊んだりできないと、 退屈でストレスを感じてしまいます。
猫の狩猟本能を刺激するおもちゃや、 上下に運動できるキャットタワーなどを用意してあげて、 遊べるようにしてあげましょう。
キャットタワーおすすめ10選!据え置き型、突っ張り型をそれぞれ紹介!
猫の留守番に関してよくある疑問
一人暮らしでも猫は飼える?
長時間家を空けずに、猫ちゃんのお世話を十分にしてあげれば問題ありません。
お仕事されている人の場合、家にいない時間が多くなると思いますが、 猫ちゃんが快適に過ごせるように、十分に準備をしてあげましょう。
長時間、猫にお留守番してもらいたい場合は?
2日間以上の長い期間を留守番してもらう場合は、 キャットシッター(ペットシッター)や知人にお世話を依頼したり、 ペットホテルに預けることをおすすめします。
キャットシッターや知人に面倒を見てもらう場合は、
事前に猫ちゃんとの顔合わせをしたり猫ちゃんの特徴や好みを伝えておきましょう。
かかりつけの病院も伝えておけると安心です。
ペットホテルに預ける場合は、 預けるための条件がいくつかあることが多いので
事前に預け先のペットホテルについて確認しておきましょう。
猫ちゃんによってはペットホテルに泊まることは大きなストレスになるので、
ペットホテルに預けるかは猫ちゃんの性格を考慮して検討してみてください。